金沢の繁華街・香林坊とホテル

北陸の古都・金沢。江戸時代には、江戸の幕府を除けば最大の石高を誇った加賀藩の城下町として栄え、江戸・大坂・京の三都に次ぐ人口を擁する大都市でした。長きにわたって都市文化が栄えた結果として伝統工芸が発達し、北陸有数の観光都市として知られる一方、政治や金融の中心地として北陸地方の中心都市としても機能しています。

金沢への旅行を考える際、必ず目にする地名の1つが「香林坊」です。変わった地名は僧侶の名前に由来しています。16世紀の終わりごろ、比叡山の僧であった香林坊が還俗して金沢の向田家の養子となり、この地で目薬の製造・販売を行って成功しました。これにちなみ、香林坊の名が地名となりました。

江戸時代から、金沢城に近いこともあって商店街が発達しましたが、明治になって近くに旧制第四高等学校(今の金沢大学)ができたことから、学生向けのカフェなどが作られるようになり、北陸最大の繁華街となりました。金沢で創業した大和百貨店の本店がある「香林坊アトリオ」やファッションビル「香林坊東急スクエア」があり、多くの人が集まるスポットとなっています。

また、金沢の主な観光スポットに近いことも大きな特徴です。兼六園や長町武家屋敷跡、新しいところでは独特な外観で知られる金沢21世紀美術館などへは徒歩でも行けますし、ひがし茶屋街や近江町市場へも短時間でアクセスが可能です。JR等の金沢駅からは2kmほど離れていますが、金沢を走るバスのほとんどがここを経由することもあり、金沢での旅の拠点としては非常に便利な地域といえるでしょう。ここでは、金沢での滞在に便利な2つのホテルをご紹介します。